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奇跡の海 Breaking the Waves

監督:ラース・フォン・トリアー
出演者:エミリー・ワトソン、 ステラン・スカルスガルド、 カトリン・カートリッジ、 ジャン=マルク・バール
レンタル開始日:2004-07-23

Story
『ドッグヴィル』のラース・フォン・トリアー監督によるラブロマンス。プロテスタント信仰が根強く残っていた70年代のスコットランドを舞台に、事故で不能になってしまった夫と、そのために他の男を誘惑していく妻によるいびつな愛の形を濃密に描く。 (詳細はこちら


Love is a mighty power.

私がこの作品を鑑賞したのがダンサー・イン・ザ・ダーク公開直後。ラース・フォン・トリアー監督に興味を持ったのもこの作品からなので17歳の時とかになるんだと思うんだけど...恋愛とか子供ナリにしてたけれどこの作品を見て「人を愛すること」ってなんだろうと思った。17歳の私には重過ぎるテーマだったのに関わらず見終わったあと感じてもいいはずの嫌悪感とかは全く無くてむしろ感動した覚えがある。

不能になってしまった愛する夫の願いとはいえ、他の男と関係を持ちしかもそれを話してくれだなんて。愛するが故にその通りにするべス。たとえその行為が間違っていようとべスにとっては全て「愛する人」のためであり、自分のためでもあったわけで。結局べスのしてきた行いは夫を救うことになるけれど、それでも痛すぎ。純粋であるからこそ自らを犠牲にするなんて。

ラース・フォン・トリアー監督って毎回弱いものをとことん痛めつけるんだよねぇ。他の彼の作品と比べると終わり方はそこまでひどくないとは思うんだけど、扱ったテーマはこの作品が一番痛いと思う。


Emily Watson
Stellan Skarsgård
Katrin Cartlidge
Jean-Marc Barr
監督:Lars von Trier

1996年 デンマーク
★★★☆☆
ドラマ ロマンス

アカデミー賞:主演女優賞ノミネート
他40賞受賞、13賞ノミネート

奇跡の海 プレミアム・エディション
奇跡の海 プレミアム・エディションラース・フォン・トリアー エミリー・ワトソン ステラン・スカルスゲールド

ジェネオン エンタテインメント 2004-07-23
売り上げランキング : 36879

おすすめ平均 star
star
starずっと考えさせられた映画
star死と性と信仰の狭間に

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奇跡の海@映画生活

しあわせな孤独

ZMBY-1759.jpg


結婚前のしあわせなカップルだったセシリとヨアヒム。ある日、不意な事故で全身不随になってしまったヨアヒムは、失った未来に絶望し心を閉ざしてしまう。彼の冷たい対応に疲れたセシリは、彼の入院する病院の医師でもある加害者の夫ニルスの中に、次第に自分の場所を見出していく。平穏な日常とありふれたしあわせに満たされ、未来は今日の延長線上にあると信じていた人生に、突然投げ込まれた交通事故という一つの石。それは、まるでドミノ倒しのように次々と日常生活をなぎ倒していった。
@webstyle



前回レビューを書いた幸せになるためのイタリア語講座に続き、またまたデンマークのドグマ作品。題名から勝手な予想でほのぼの系なのかなーなんて思ってたら大間違い。不倫物です。

事故によって寝たきり生活が一生続ことになり自己嫌悪に陥るヨアヒム。ヨアヒムに冷たくされ心の拠り所が欲しい婚約者セシリ。ダメだとわかっていながらも医者として接しているうちに本気でセシリに恋をしてしまうニルス。そして加害者となってしまいセシリの相談にのるために夜中出かけるニルスを送り出してしまう妻。

4人の行動は正しいとは思えないけれど、実際人生ってきっとこんなもんなんだよなーとは思った。きっと婚約者が事故で動けなくなったら力にはなりたいって思うけど新たな恋をしていく人もいるだろうし、家庭があっても人生のどん底に突き落とされている女性に頼られればそこから関係が発展してしまうこともあるだろうし、一生動けないとわかったら最愛の人にすらどう接してよいかわからなくなるだろうし。

ただ、セシルが最後に別れを選んだってことでただの不倫物じゃなかったと思います。結局は孤独を感じていて誰かに慰めてもらいたかっただけ。とっても痛々しいけど、そこでハッピーエンドじゃないとこがよかった。


Mads Mikkelsen
Sonja Richter
Paprika Steen
Nikolaj Lie Kaas
監督: Susanne Bier

トロント国際映画祭:International Critics' Award 受賞
Rouen Nordic Film Festival:2部門受賞
Robert Festival:5部門受賞
Lübeck Nordic Film Days:Baltic Film Prize for a Nordic Feature Film受賞
Bodil Awards:3部門受賞

デンマーク 2003年
ドラマ
★★★☆☆


しあわせな孤独
しあわせな孤独アナス・トーマス・イエンセン スザンネ・ピエール ソニア・リクター

メディアファクトリー 2004-07-02
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幸せになるためのイタリア語講座

italia1.jpg



コペンハーゲン近郊のとある街。仕事、恋愛、家族。さまざまなトラブルや悩みを抱え、うつむき加減な日々を生きている6人の男女。現実に傷つきながらも、それぞれの思いを抱え週に一度のイタリア語の初級講座へ通うことに。いくつもの出来事や偶然の中で、講座に集まる人との触れ合いを通じて何かが変わり始める6人。「どこかに行きませんか?」「…ベニスは、どう?」
受講者みんなで旅に出た美しい街で、揺れる心。いま必要なのは、ほんのちょっとの自信と素直さ。勇気を出したそのあとで、彼らに訪れる未来は…。
@official site


Attendance Optional. Passion Required

それぞれ大人ならではの色々な事情を抱えた6人。妻を亡くした牧師、アル中の母に手を焼く美容師、父親に恨まれながら育った女、短気なレストラン店長、3年彼女がいない中年男性、片思いをしているウエイトレス...そんな6人がイタリア語講座で出会い新たな人生を歩んでいく。

地味だし前半はそれぞれ6人の様子が描かれるんだけど、淡々としていて見たの失敗だったかなーと思ったんだけど、段々と話が展開していくうちにほんわか温かい作品へ。特に有名俳優を使うわけでもなく、デンマーク映画ってことでどんなんだろーと思ったんですが見終わったあとほっとできる作品でした。

ドグマ95というデンマークの映画運動(ダンサーインザダークのラース監督などによって発足)の認定を受けた初の女性監督(ロネ・シェルフィグ)作品だそうです。だからこんなに地味なのね。

Anders W. Berthelsen
Anette Stovelbaek
Peter Gantzler
Ann Eleonora Jorgensen
Lars Kaalund
監督: Lone Scherfig

ベルリン国際映画祭:4部門受賞
Bodil Awards:助演女優賞受賞
Bogey Awards, Germany:Bogey Award受賞
Kansas City Film Critics Circle Awards:ベスト外国映画小受賞

2001年 デンマーク
ドラマ
★★★☆☆


幸せになるためのイタリア語講座 デラックス版
幸せになるためのイタリア語講座 デラックス版ロネ・シェルフィグ アンダース・W・ベアテルセン ピーター・ガンツェラー

ジェネオン エンタテインメント 2004-09-03
売り上げランキング : 24129

おすすめ平均 star
star興奮も感動もないが、思わずため息が出る映画
star普通で、シャイな北欧の人たちのささやかな幸せを描いた佳作。
starいい!

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Dogville



アメリカ、ロッキー山脈にある小さくて平凡な村「ドッグヴィル」総勢23人の村人が暮らしている。ある日村にとてもキレイな女性グレースがギャングに追われ逃げ込んでくる。村の中心人物である自称小説家のトムは彼女を村にかくまろう、と村人に提案し、2週間置いてみて村人全員が気に入ればかくまろうということになる。そしてグレースは彼らに気に入られるため個々の家を訪ね「本来ならしなくてもいい仕事」を引き受け村人の手伝いをして過ごす。そして2週間が経ち村人の投票により全員一致で彼女を村に残すことになる。しかし、警察がやってきてグレースを探しているという張り紙を出されたあとから村人は法を犯し彼女をかくまっていることに不安感を覚え、次第に彼女を奴隷のように扱い始める。




日本で劇場公開してるときに見に行ったのでだいぶ前に見たんだけど今だに印象深い作品。

「奇跡の海」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の監督作品。もちろんこの映画も見終わったと嫌な気分にさせてくれます(笑)奇跡の海もダンサー...も見たことあるけど、悲しすぎて見終わったには不快感しかなかった気が...ホント辛すぎるから一回で勘弁して!って感じ。決してラース監督の作品にいい思いはしてないのに関わらず(とは言ってもダンサー...はサントラ買ったほど好きな作品。もう一回見ようとは思えないのでサントラで感傷に浸ってるわけ。音楽聴くだけで泣けるんだもん)また彼の作品を見たいと思うってことは相当だけど。

まず驚いたのがセットがほとんどないってこと。チョークで書かれた線の上でまるでそこに村があるかのように演技をしている。ドアを閉めるときの効果音とかはちゃんとある。セットがあったならドアを閉める音になんていちいち気をとられないと思うけどないから変な感じ。まぁこの異様な光景にも徐々になれていったけど。壁のないセットが一番残酷だったのがグレースがレイプをされるシーン。もちろん壁がないから画面全体で見たときにある場所ではレイプされ、他の場所では村人たちが日常を送っているのである。(本来なら壁があるので誰も気がつかない)見えないところで何が起こってようが知るよしもないってこと。あのシーンはほんと残酷。

そして、嫌ってほど人間の汚い部分が描かれていたと思う。本来だったらグレースがいなくても成り立っていた村人たちの生活のはずなのに彼女が逃亡を図ったあとは首輪をかけてまで村に置こうとする。自分たちより弱い立場の人間がいれば弱みに付け込んで利用する。ほんと見ていて腹が経った。ラストのほうは監督の描きたかったテーマ「アメリカ」が象徴されていたと思う。追ってきたグレースの父こそアメリカの権力。そして悪(この場合はドッグヴィルの存在自体)を消し去ってしまう。ラストは見ているのがツラかったけど、グレースが受けてきた屈辱を思えばすっきり?なのかなぁ。

好きにはなれない映画だったけど受けた衝撃はすごかった。ほんとこの監督は人を不快にするのが好きだねぇ。唯一の救いは二コールの美しさでしょう。

Nicole Kidman
Harriet Andersson
Lauren Bacall
Paul Bettany
Chloe Sevigny
監督:Lars von Trier

★★★★☆

ドッグヴィル プレミアム・エディション
ドッグヴィル プレミアム・エディションニコール・キッドマン ラース・フォン・トリアー ポール・ベタニー

ジェネオン エンタテインメント 2004-07-23
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おすすめ平均 star
star演劇とか文学とか
star映像に引き込まれる!!
star殺しちゃイカン、死んだらアカン

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akky

Author:akky
好きな俳優はジョニー・デップ、ガエル・ガルシア・ベルナル、キリアン・マーフィー。

新作を中心に作品のレビューをしています。日本公開前の作品になることが多いのでこのブログで見てみたい映画を発見できる機会になれればいいな、と思います。


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