Cinematheque

2007年の各映画祭でも話題になり、先日発表になったアカデミー賞でケイト・ブランシェットが主演・助演のダブルノミネートでも注目されている作品。

この映画はボブ・ディランの伝記的映画ではありながら、彼が生まれてからの成長に合わせて生涯を描いていくのではなく、ミュージシャン、俳優、詩人、多くの肩書きを持つアーティストのボブ・ディランを6人の俳優がそれぞれ違う名前で6人のボブ・ディランを演じている。

アカデミー賞にノミネートされているだけあってケイト・ブランシェット演じるジュードは他のキャラクターより一際目立っていたし、しゃべり方や仕草などボブ・ディランそのもの！いやー彼女の演技力はすごい・・・ただ映画自体としては特におもしろいと言えるものではなかったです。彼のしてきたことやエピソードを知っているボブ・ディランのファンだったら楽しめるとは思うんだけどね。見る前に予習しておけばよかったなぁと。

急死が伝えられたヒース・レジャーも６人のうち１人を演じているんだけど彼の出てくるシーンはこんないい俳優が・・・と思わずにはいられなかったです。元彼女でもあるミシェル・ウイリアムも出てたし。ところで彼女、ヒースと結婚してから劇的にかわいくなったよね。ドーソンズクリークの時のぽっちゃりで田舎もんって感じの雰囲気が全くない！シャルロット・ゲンズブールもきれいすぎで２人がレストランで出会うシーンはかわいかったです。

ところでサントラはおすすめです。