The Parking Lot Movie.
- 2011-04-05(19:57) /
- [ハリウッド映画]Documentary

バージニア州シャーロッツビルのとある駐車場を舞台にしたドキュメンタリー作品。駐車場で働く従業員たちにカメラを向け、そこから読み取れる資本主義への批判、車社会の現実などアメリカの本質を描く。

去年のSXSWでも話題になっていたドキュメンタリー作品。。
チケットに印字された時間を見てお金を計算しもらう、という極めて単純な仕事に就いている彼らに密着をしているだけの映画なんですがなんか変なおもしろさがありました。
客の中には高級車を乗り回してるのにたった40セントを支払うのを拒否する人もいれば、入口のバーを壊していく人たちなど。どんなにお金を持っていても、いい車に乗りいい仕事をしていてもそういうところで本当の人間性が見えてくる。私がアメリカに住んでいたときにちょっと似ている思いをしたことが・・・。それはレストランやバーのウエイターに対してどういう態度を取るかによってその人の人間性がわかるってこと。どんなに普段はいい人でもウエイターに対してとんでもなく偉そうだったりすると、あぁこの人って自分が上の立場だと思うとこういう風になるのねって納得していたのでね。あとは、アメリカの車社会についてや資本主義への批判なんかも語られていました。
そんなところで働く従業員たちだけれども、共通して言えることはみんなこのパーキングで働くことが好きだということ。特別な知識もいらないし、誰にでも出来る内容だけど、好きな仕事をしているってことが結局一番重要なんだよね。心からこの仕事が好きだって胸張っていえる人どのくらいいるんだろう。
最後にみんなが今何をしているかってのが出てくるんだけど、この人どっかで見たことあるーと思ったらYo La Tengoのジェイムズ・マクニューでした!!!
監督:メーガン・エックマン
アメリカ 2010年
★★★★☆
ドキュメンタリー
IMDbでの評価:7.1/10
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The Wildest Dream.
- 2011-03-20(21:24) /
- [ハリウッド映画]Documentary

最初にエベレストの山頂に到達することに執念を燃やした探検家のジョージ・マロリーを、妻に宛てた手紙と非公開にされてきた写真、そしてマロリーが失踪した1924年の登頂の記録フィルムと、マロリーの遺体が発見された1999年の登頂の記録フィルムを通して描く。@Jungle.city

山登りは全くしない人なんですが、日本人も含む12人もの死者を出した1996年の遭難事故についての本「Into Thin Air」をアメリカで学生だった時にツーリズムの授業で読んでから、エベレストという山には興味を持ってます。この映画ではジョージ・マロリーが当時着ていた服を再現し、それを着てアメリカ人とイギリス人が実際に同じルートで登っていく&マロリーが妻に書いた手紙をナレーションしながら彼についての話もおりまぜながら進んでいくのでとっても見やすくておもしろかった。
遭難事故ってほんと怖いよなーってつくづく思った。ホラー映画より全然怖い。自然を相手に人間なんてほんとちっぽけでちょっとしたミスが死に繋がる。エベレスト登頂なんて過酷でしかないのにーと山登りをしない私は思うのですがマロリーの有名なセリフ「そこに山があるからだ」はさすがに知っていたよ。
アメリカでは3Dで公開されてたみたいなんですが、自分が登っているかのような感覚になる映像がたっぷりなのでそっちで見てみたかったなーと思いました。
さっきあげた遭難事故の本、「Into Thin Air(空へ)」は映画にもなっている「Into the Wild(荒野へ)」を書いたジョン クラカワー作品でとても読み応えがあるので興味ある人はぜひ。
ナレーション:リーアム・ニーソン
アメリカ 2010年
★★★★☆
ドキュメンタリー 自伝
IMDbでの評価:7.3/10
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- 2010-12-15(20:45) /
- [ハリウッド映画]Documentary

LA在住でフランスからの移民であるテリーはカメラ中毒でありいつでもどこでもカメラを抱えては撮影をしている。特に目的があるわけでもなくひたすら撮影を続けていた彼に始めて「撮影の目的」を与えたのは、従兄弟が世界的に有名なストリート・アーティスト「スペースインベーダー」だとわかったときからだ。彼の活躍を撮影しているうちにその世界にどっぷりとハマってしまったテリーはシャパード・フェアリーとも知り合いになり、ついには憧れだったバンクシーの撮影にも成功する。そして、テリーはカメラをデザインに入れた自分のトレードマークをMBWと名づけ街中に張り出すことに。自らもストリート・アーティストとして活動し、イベントまで行うようになるが・・・

アートに全く興味のない私のような人でも知っていたバンクシーが監督したドキュメンタリー作品なんですが
これもバンクシーのいたずら?
って思いたくなるくらい後半の展開のすさまじいこと!結局アートって何?っていう疑問を残し、でもなんかものすごいもの見ちゃったよって!興奮したまま終わってました。
ちなみにBanksy知らない人の為に
イギリスのロンドンを中心に活動する覆面芸術家。社会風刺的グラフィティアート、ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描くという手法を取る。Banksy本人は自分のプロフィールを隠そうとしており、本名をはじめとして不明な点が多い。 Wikipediaより
法律のグレーゾーン内でアート活動をしているストリート・アーティストの仕事(?)っぷりを撮影ってだけでもおもしろいのに、出てくるアーティストが大物ばかりで(しつこいけど、アート知らない私ですら知ってたくらいなので)その映像を見ているだけでも楽しめます。シェパード・フェアリーが普通にKinko’sでコピー取ってるとか(笑)
そんな彼らにくっついてカメラをまわしていたのがLAで古着屋をやっているフランス人のテリーという人物。彼は10年ちかく自分の生活を常に撮影してきた、というかなりの変人なんですがストリート・アーティストのインベーダーが自分の従兄弟だと知ってから、彼の撮影ターゲットがアーティストたちに。ずっと追っていくうちにテリー自身もMr. Brainwashと名乗りアーティストになっていて個展まで開いちゃってそれが異常なほどの大成功を収めちゃったという。相当の大金を手にしているし、マドンナのCDジャケットまで手掛けちゃうし・・・どう見ても他のアーティストのパクりとしか思えないような作品ばかりなのになぁ。
なのでね、後半はバンクシーのいたずらだと思うんですよ。テリーっていう人物は本当にいるし、彼がカメラをまわしていたのも真実だけどMBW自体がバンクシーの新しいプロジェクトなんじゃないのかなぁ。色々と謎が多いし、真実を知る方法はないけれど100%リアルではないと・・・思いたい。
テリー・グエッタ
シャパード・フェアリー
スペースインベーダー
バンクシー
ナレーター:リス・エヴァンス
監督:バンクシー
アメリカ・イギリス 2010年
★★★★★
ドキュメンタリー
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IMDbでの評価:8.2 / 10
Catfish.
- 2010-12-01(21:05) /
- [ハリウッド映画]Documentary
American Teen アメリカン・ティーン
- 2008-12-28(22:14) /
- [ハリウッド映画]Documentary

インディアナ州ワルシャワは典型的なアメリカ中西部の地方都市。そこにある高校に通う生徒もまた、どこにでもいるようなティーンたち。体育会系の花形選手、みんなが憧れるプリンス、女子に人気のイケメン、アート志向の女の子、誰からも相手にされないオタク…。完全なヒエラルキーの中で学園生活を送る彼らにとって、学校は社会の縮図といえる。個性や才能は違っても、それぞれ悩みを抱えて精一杯生きているのは皆同じなのだ。@Goo映画

ジェイク・トゥッシー
メーガン・クリズマティック
コーリン・クレメンズ
ミッチ・ラインホルト
ハンナ・ベイリー
監督:ナネット・バースタイン
アメリカ 2008年
★★★★★
ドキュメンタリー
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